身体への負担が少ない寝姿勢とは?
厚生労働省が運営する「e-ヘルスネット(快眠のためのテクニック)」のページによると、体に余分な力が入らずリラックスした状態は「仰向け(上向き)」であり、上向きに寝ている時間が多いことは、寝心地の良さをあらわしているとされています。
しかし、人によっては仰向けの状態は「気道や横隔膜が圧迫される」という理由から、入眠しにくいと感じてしまう場合もあり、必ずしも熟睡に繋がる姿勢ではないことを留意しておきましょう。
その他には、角度をつけて入眠することや、寝返りが打ちやすいことも寝心地の良さに影響する場合があります。例えば、背中の角度をつけて上半身を少しあげると、気道が確保されて横隔膜が下がるので呼吸がしやすくなります。また、寝返りがしやすいマットレス (かた過ぎず、やわらか過ぎないもの) を選ぶことで寝返りに余計な力がかからず、身体の負担を軽減できるといったことが期待できます。