寝ると背中が痛くなる原因と対策とは?

「寝ようとしたら背中が痛い…」「朝起きると背中が痛い…」といった経験はありませんか?ずっと放置しているわけにもいかない辛い背中の痛み。背中の痛みを早く改善するために、まずは背中が痛む原因を理解し、自分の症状に合った軽減方法を試してみましょう。

背中が痛い時に考えられる原因とは?

寝たり起きたりする際に背中に痛みを感じた場合、原因として「血行不良」「筋肉疲労」「寝ている時の姿勢」「病気による影響」などが考えられます。それぞれの原因について見ていきましょう。


||||血行不良

長時間座って行う仕事や立ち仕事の後に、背中がこっていると感じたことはありませんか?同じ姿勢を長く続けていると、背中や腰の筋肉が緊張した状態が続いて、血行が悪くなり痛みが生じることがあります。特にパソコンをずっと見てデスクワークをする人は、首が前に真っすぐ伸びて顎を前に突き出したような無理な姿勢になりがちです。このような無理な姿勢を長時間続けていると、血行不良を引き起こして痛みを悪化させてしまう恐れがあるため、同じ姿勢になり続けないように意識して体を動かすようにしましょう。

||||筋肉疲労

がんばって運動をした翌日、筋肉痛になったことはありませんか?過度な運動や極度の負担がかかるなどすると、背中の筋肉が疲労し、筋肉痛となって背中に痛みが表れることがあります。普段、なかなか運動ができていないという人は、重い物を持ち上げたり、引っ張ったり、前かがみの姿勢を長時間とったりするだけでも、背中の痛みが生じてしまうこともあるほど。人によって過度な運動をしたり、負担がかかったりした当日に痛みが出なくても、寝ている間に疲労が蓄積されていき朝起きた時に痛みが出ることもあるのです。

||||寝ている時の姿勢

背中の痛みは、寝ている間の姿勢によっても生じることがあります。例えば、柔らかすぎるマットレスを使っている人の場合、寝ている時の姿勢としては腰が「くの字」のように曲がって、お尻が沈み込んでしまうような不自然な姿勢になります。不自然な姿勢が続くことで、背中の筋肉が緊張した状態が続き痛みを引き起こす原因となるのです。また、硬すぎるマットレスを使っている場合も、マットレスに接している頭、背中、腰、かかとの体の凸部分に強い圧力がかかり、血流が悪くなり背中の痛みにつながることがあります。

||||病気の影響

何らかの疾患によって、背中に痛みが現れることがあります。例えば、背中の筋肉や骨、神経などに関わる病気、内臓に関わる病気、皮膚に関わる病気など。血行不良や筋肉疲労など、思い当たる原因がなく、背中の痛みが病気の症状の一つだと疑われる場合は、病院を受診することをおすすめします。

背中の痛みを自分でケアする方法とは?

背中に痛みを感じた時に、自分でケアする方法を知っていれば早めに対処して悪化を防ぐこともできるでしょう。自宅で簡単に行える背中の痛みをケアする方法をご紹介しますので、いざという時に試してみてください。

||||適度なストレッチを行う


背中の痛みを引き起こす筋肉の緊張をほぐし、血行を促すには適度なストレッチが効果的です。ストレッチを行うことで硬くなった筋肉をほぐし、圧迫されていた血行が良くなると、老廃物や疲労物質が血液に乗って運ばれ分解されます。さらに血行が良くなることで、酸素や栄養も行き渡るようになり、早めの疲労回復につながるのです。長時間同じ姿勢をとっていたことが原因で背中に生じるコリも、筋肉が緊張して血行不良になることが影響しているので、ストレッチで血行をよくすることは、コリを和らげることにもつながります。

||||入浴をする


入浴をすることで、硬くなった筋肉をほぐし血行を良くすることにもつながるので、背中の痛みやこりを和らげるのにおすすめです。
入浴の際には、リラックス効果を高めるように、自分の好きな香りの入浴剤やアロマオイルなどを入れて楽しむのも良いでしょう。

背骨への負担を軽減する理想の姿勢とは?

寝ている時の姿勢が背中の痛みを引き起こす原因になったのはわかったものの、どんな寝姿勢なら身体に負担をかけずに眠れるのか気になるところではないでしょうか。 理想の寝姿勢は、立っている状態に近い背骨のラインを保っている状態のことです。 人の身体を支える背骨は、二足歩行をしたり、直立姿勢を保ったりするために緩やかなS字カーブを描いています。この状態がもっともバランスが良いのですが、寝ている時にも立っている時と同じ姿勢をキープするのは難しいものです。特に人の体重は、腰や臀部に集中しているため柔らかすぎるマットレスや敷き布団を使っていると、腰のあたりが深く沈みこんでしまい理想の寝姿勢を保つのが難しくなります。また、硬すぎるマットレスでは身体が沈み込まず不自然な姿勢になってしまうことがあるなどの理由から、理想の寝姿勢を保つには直立姿勢と同じ姿勢が取りやすいマットレスやベッドを選ぶことが大切になるのです。

寝ている時の背中の痛みを軽減するマットレスやベッドとは?

背中に痛みが生じないようにするためにも、背中に負担がかかりにくいマットレスやベッドを選ぶことは大切です。ここでは、身体にかかる負担を軽減しやすいおすすめのマットレスとベッドをご紹介します。

||||身体の凹凸を支える等反発マットレス

身体の凹凸を支える等反発マットレス

パラマウントベッドでは、身体の部位に合わせて硬さが変化するマットレスを開発しました。仰向けに寝ている時は背中をしっかりサポートし、横向きでは肩の圧迫感を軽減することが可能です。寝返りの時にも、肩が自然に沈み込むよう、マットレスの上部にスリット加工をほどこすなど、寝ている時の身体を支え理想の寝姿勢に近づけてくれます。

体形にフィットするやわらかなウレタン層と、沈み込みを抑えるポリエステル硬わた層を合わせた等反発マットレスで、快眠を目指してみてはいかがでしょうか。詳しい商品については、こちらの「スマートスリープライト」をご覧ください。

||||水の流れを利用して身体の凹凸を支えるマットレス

水の流れを利用して身体の凹凸を支えるマットレス
水の流れを利用して身体の凹凸を支えるマットレス

こだわりの等反発技術でつくり上げた、身体の凹凸を水の動きで支えるマットレスもおすすめです。マットレスの中に、水の動きで身体の凹部分を支えるアクアセルが背中や腰にあたる位置に埋め込まれているので、どんな寝姿勢になっても水が一緒に動き、ぴたりとフィットします。どんな人でも、どんな動きでも合う新発想のマットレスを、ぜひ試してみてください。詳しくはこちらの「スマートスリープ アクア MS-C200N」をご覧ください。

||||背中に負担がかかりにくい姿勢をとれるリクライニングベッド

水の流れを利用して身体の凹凸を支えるマットレス

不自然な姿勢に加え、真っすぐ過ぎる寝姿勢も、背中の痛みの原因となるケースもしばしばです。寝姿勢が極端に真っすぐだと、頭、背中、腰、かかとなどの身体の出っ張っている箇所に体圧がかかってしまいます。そのため適度に背中の角度をつけたり、膝の角度をつけたりすることで、背中や腰などに負担が集中することを避けられます。パラマウントベッドには、背上げ機能や膝上げ機能を備えたリクライニングベッドがあります。身体の負担を軽減しより良い睡眠環境を整えるために、背上げ機能や膝上げ機能を備えたリクライニングベッドを検討してはいかがでしょうか。

詳しくはこちらのリクライニング付き電動ベッド インタイム 1000をご覧ください