狭い部屋でもベッドを置きたい!電動ベッドは置ける!?

「狭い部屋だけれどベッドを置きたい」、「できるなら電動ベッドを使いたい!」と考えている方に朗報です!電動ベッドはスペースが必要なイメージがありますが、意外と普通のベッドと変わりません。今回は「狭い部屋にベッドを置きたい」と考えている方のために、狭いスペースを有効活用するベッドや、ベッドサイズ、それから電動ベッドについて詳しくご紹介します。

数ある家具の中でも、ベッドは部屋の床面積を占める割合が高く、部屋が狭いほどベッドの配置を決めるのが困難になります。部屋の広さを考慮せずにベッドを購入した結果、「想像以上に部屋が窮屈になってしまった」というケースもしばしばです。中には、「狭い部屋だけれどベッドを置きたい」、「できるなら電動ベッドを使いたい!」と考えている方もいるでしょう。

そんな方に朗報です! 電動ベッドに必要なスペースは、普通のベッドと変わりません。セミシングルタイプもありますので、ご自身のお部屋の広さを測ったうえで、電動ベッドをぜひご検討ください。

今回は「狭い部屋にベッドを置きたい」と考えている方のために、狭いスペースを有効活用するベッドや、ベッドサイズ、それから電動ベッドについて詳しくご紹介します。

部屋のスペースを活用しやすいベッドとは?

ひと口にベッドと言っても、「フロアベッド」や「脚付きベッド」などさまざまな種類が存在します。そんなベッドの中でも、狭いスペースを有効活用しやすいベッドは、以下のようなものが該当します。

  • 折り畳みベッド
  • ヘッドレスベッド
  • ロフトベッド
  • チェストベッド
  • 跳ね上げ式ベッド
  • ソファベッド
  • フロアベッド

||||折り畳みベッド

その名の通り折り畳みベッドとは、折り畳み機能が備わったベッドのことです。ベッドを使わない時は2つに(または複数に)折っておけるので、部屋のスペースを広く使うことができます。折り畳みベッドの中には、移動がしやすいようキャスターが付いているものも多く、「使わない時は部屋の隅に移動させたい」というケースにおいても適したベッドです。このほか、折り畳みベッドによっては、折り畳んだ状態のまま布団やマットレスを干すこともできます。移動のしやすさと機能性の両方に優れているベッドと言えるでしょう。

||||ヘッドレスベッド

限られたスペースにベッドを置くのであれば、ヘッドボードのないヘッドレスベッドを選ぶのも手です。ヘッドボードとは、ベッドの頭側にある板のことで、部屋のインテリアを整えたり枕のズレを防止したりする役割があります。中には、時計や電気スタンドなどを置くことができる、棚が付いたヘッドボードもあります。一方ヘッドボードが付いたベッドは、ヘッドボードの分だけ部屋のスペースが狭くなります。少しでも部屋のスペースを広く使いたい場合は、ヘッドレスベッドを選択しましょう。

||||ロフトベッド

ロフトベッドは、長い4つの脚が特徴的なベッドです。上下段のうち「下の部分がない二段ベッド」を想像してもらうと形状のイメージがしやすいでしょう。デスクを置いたりテレビボードを設置したり、ベッド下の空間を有効活用することができます。ロフトベッドによって、ベッドの高さやデザインなどが異なるため、好みに合わせて選ぶのも良い方法です。一方ロフトベッドは脚が長い分、天井までの距離が短くなります。そのため、天井の高さによっては睡眠中に窮屈さを感じやすいのがロフトベッドのデメリットです。

||||チェストベッド

ベッド下が収納スペースになっているチェストベッドも、狭い部屋にお勧めのベッドと言えるでしょう。複数の引き出しがタンス(チェスト)のように付いているのが特徴です。ベッドと収納スペースを兼用できれば、部屋に設置する収納家具などを減らすことができます。ただしベッドの引き出しを開けるためのスペースを部屋に確保しておかないと「収納スペースが利用しづらい」、または「利用できない」という事態になりかねません。

||||跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドは、文字通り「床板の部分が跳ね上がるベッド」のことで、収納ベッドと同じくベッド下が収納スペースになっています。チェストベッドのように、引き出しを開けるためのスペースがなくても、物の出し入れを行いやすいのが特徴です。収納スペースに仕切りがない分、跳ね上げ式ベッドは「収納スペースの広さ」にも優れています。一方、跳ね上げ式ベッドは跳ね上げの仕組みが複雑な分、組立てるのが難しいケースもしばしばです。狭いスペースを有効活用するべく「ベッドと収納スペースを兼用したい」という方であれば、それぞれの特徴を把握したうえで選ぶと良いでしょう。

||||ソファベッド

ソファベッドは、形状を変えるなどして「ソファとしてもベッドとしても使えるベッド」のことです。普段はソファとして利用し、眠る時だけベッドとして活用すれば、部屋のスペースを有効活用しやすくなります。ソファとして使用する際は、毛布や掛け布団などを片付ける必要こそありますが、部屋のスペースの問題で「ベッドとソファを両方設置できない」という方におすすめのベッドです。

||||フロアベッド

「部屋の空間を活かす」という目的であれば、フロアベッドを選択するのもおすすめです。フロアベッドには脚がなく、ベッドの底板が床に近いという特徴があります。ベッドの高さが低ければ、空間に占めるベッドの割合も低くなり、それだけ部屋の圧迫感の軽減にも繋がります。以上の点から、フロアベッドは空間を広く使いたい方にお勧めなベッドです。一方、フロアベッドは床との距離が近くなる分「湿気がこもりやすい」「ホコリがつきやすい」という欠点があります。フロアベッドを使用する際は、部屋の通気性を確保して湿気を逃がしたり、小まめに掃除をしてベッドにホコリがつくのを防いだり、相応の対策が必要となります。

上記のように、「狭いスペースを有効活用しやすいベッド」は数多く存在します。ベッドに求める機能や種類別のメリット・デメリットを把握したうえで、目的に合ったベッドを選択してください。

狭い部屋に適したベッドサイズは?

基本的なベッドサイズは、以下の通りです。

ベッドサイズの中で、最も小さいのはセミシングルサイズになります。セミシングルサイズ(横幅80~90cm×長さ195cm)は、大人1人用のベッドとしては最も小さいサイズです。「狭い部屋」の定義を3畳(約180㎝×約270㎝)と仮定した場合、セミシングルサイズやシングルサイズ(横幅100cm×長さ195cm)やセミダブルサイズ(横幅120cm×長さ195cm)なら、移動するためのスペースを確保したうえで配置しやすいでしょう。このほか、3畳にはダブルサイズ(横幅140cm×長さ195cm)も置くことは可能ですが、部屋の大半をベッドが占有してしまうため、ほかの家具を配置するのは難しくなります。

部屋にベッドを置く際はベッドを配置する部屋の広さを、しっかり測定したうえで購入を検討しましょう。事前に広さを細かく測定しておけば、ベッドを配置した後の部屋のイメージを想像しやすくなります。

狭い部屋でも電動ベッドを置くことはできる?

狭い部屋におすすめのベッドとベッドサイズについて解説したところで、「狭い部屋でも電動ベッドを置けるかどうか」について簡単に言及しましょう。電動ベッドは、モーターをはじめとした機械がついている分、人によっては「大掛かりなベッド」というイメージを抱くケースもしばしばです。

ですが、一般的なベッドと比較しても、電動ベッドは特別に大きなスペースを必要としません。電動ベッドのサイズはセミシングルやセミダブルなどのサイズが存在しますが、パラマウントベッドが展開する電動ベッドのセミシングルサイズは横幅100.5~105cm×長さ203.5~213cmです。具体的には、お部屋のスペースが幅110cm×長さ220cm程度あれば設置ができるので、先に挙げた3畳の部屋にも設置できます。電動ベッドを設置するうえで、部屋の広さを心配する必要はないと言えるでしょう。

とはいえ、部屋の広さは十分であっても、ベッドが部屋に入らなければ、せっかく購入したベッドが無駄になってしまいます。狭い部屋に限らずベッドを購入する際は、「部屋に入るかどうか」「どうやって入れるのか」「どう配置するか」といった点をしっかり確認しておきましょう。

今回は、狭い部屋に「お勧め」なベッドやベッドサイズについて詳しく紹介しました。

ちなみに、先に挙げた電動ベッドは「介護用」というイメージを抱く方も少なくありませんが、パラマウントベッドが提案する「INTIME1000」のように介護が必要でない方にもお使いいただける電動ベッド」も存在します。

電動ベッドは、「リクライニング機能」や「高さ調節機能」などの多彩な機能を備える電動式のベッドです。ベッドによって搭載されている機能はさまざまですが、リラックスしやすい体勢に調節できるので、読書やテレビ鑑賞などの際にも重宝します。介護が必要な方のみならず、健康な方でもソファ感覚で電動ベッドを使用できるのです。

もちろん将来介護が必要になった時でも、INTIME1000は介護用のベッドとしても使用できます。「将来的に長く使える電動ベッドが欲しい」「くつろげる電動ベッドが欲しい」という方であれば、パラマウントベッドが提案するINTIME1000を検討してみてはいかがでしょうか。このINTIME1000の具体的な機能や値段については、以下のページをご参照ください。


パラマウントベッドの新電動ベッド「INTIME1000」